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宝石発見
化石化アンモナイト オパール化アンモナイト
   
オパール化破片 黄鉄鉱化アンモナイト
 

アンモナイト

アンモナイトはダイヤモンドより珍しく、6500万年前に旅行するのにジェット推進力を使用した、イカに似た生物の化石化した遺骸です。

古生代から、白亜紀の末期の時代まで、アンモナイトは海の生物より小さい生物を餌とし、世界中の海を飛び回っていました。3億3000万年近く前、恐竜の消滅とほぼ同じ時代に突然絶滅するまで、アンモナイトはどの海中にも大量に生息していました。


アンモナイトは、現代のイカやタコ、小室オウムガイに似ている頭足類(捕食性の海洋軟体動物)でした。一連の小室に分けられている独特の貝殻構造のおかげで、アンモナイトは泳ぐことができました。現代の頭足類のように、小室の中の空気は動物が浮くように浮力を与えました。アンモナイトはおそらくジェット推進を使用して水中を動いたのです。

アンモン-という名前は、生命と繁殖の古代エジプトの神から名づけられています。アンモナイトの貝殻は羊の頭をした神の角の形に似ていました。似たような理由で、北米のブラックフート族では、アンモナイトはバッファローの石として知られています。そしてアンモナイトはその伝統的な文化や魔力において鍵となる役割を果たしています。ナバホ族の人々も、健康と豊猟のための薬入れにアンモナイトを持ち歩いていました。古代ローマの歴史学者であるプリニー・ザ・エルダーは、アンモナイトを最も神聖な石と考えていました。それは予知夢を呼び起こすと言われていたからです。

アンモナイトの化石はあらゆる大陸で見つかっていますが、カナダのアルバータ州周辺で見つかっているものは、大変あざやかな色で、宝石として尊ばれています。貝殻の内部を分割している複雑な壁で作られた、大変入り組んだ縫い目模様を示すアンモナイトもいくつかあります。それらは約7100万年前の日付にさかのぼる、白亜紀ベアポー層に見つかっています。

アンモナイトはさまざまなサイズや色があります。サイズやシェイプ、表示色数、それらの色の明るさ、そして全体的な外見に基づいて価格が決定されます。アンモナイト宝石のそれぞれが輝きや色や模様が独特です。最も珍しくて非常に好まれるアンモナイト宝石は、3色またはそれ以上の色で、AA級品質のものです。一つまたはそれ以上の異なる色で、または遊色効果のあるアンモナイトはA級品質で、一方B級品質は、色は明瞭さに欠けたり、指向性色があります。

アンモナイトは 硬度は5〜6で、屈折率は1.52〜1.67、比重は2.8です。

1908年、国立地質学調査チームのメンバーの一人が、アルバータ州のセントメリーズ川沿いに、鉱物化されたアンモナイトの化石を見つけました。商業的には、採鉱をするのに目に見えて充分な良質のアンモナイトは、1981年まで発見されませんでした。1981年、カラード準宝石国際委員会(CIBJO)はアンモナイトを準宝石として公認しました。

アンモナイトの伝説は北米のブラックフート族まで遡ります。ブラックフートインディアンの伝説では、アンモナイトの神聖な石は神々から授かった贈り物であるといっています。

物語は、厳しく過酷な冬の真っ只中に、猛吹雪によりブラックフートインディアンの食料の蓄えが全てだめになってしまうところから始まります。バッファローの群れも全て移動してしまい、収穫物は雪で凍りついてしまいました。人々に飢えが押し寄せ、彼らは餓死寸前となってしまいました。ブラックフートの人々に起こった荒廃状態を見ながら、偉大なる女神は、夢の姿となってインディアンの王女へ伝言を送りました。夢の中で、女神は王女をきらきら輝く色のついた石へと導き、そして王女にこう言いました。「この石を持ってあなたの種族のところに戻りなさい。その魔力は冬の間あなたがたを支える大きなバッファローの群れを連れて来るでしょう。」

王女は夢の中で与えられた指示に従いました。恐れをしらぬまるで冒険のような旅の日々とあとで、王女はある洞窟の中で、隠されている石を見つけました。彼女はその石を取り出し、そしてその輝きに驚きました。その石は本当にすばらしかったのです。雪が滑らかでつやのある表面を溶かしてしまったように、太陽の光はその虹色の肌の上に飛び上がり、ダンスを踊っていました。王女は急いでその石をその人々のところに持って帰りました。次の日、地球が揺れるようなひづめの音で全員が目を覚ましました。何が起こったのかがやっとわかったとき、種族は20頭以上のバッファッローの群れが近くの牧草地に戻ってきたことを知ったのです。人々は自分たちが救われたことを喜び、女神からの贈り物であるこの石に感謝しました。アンモナイトの手助けのおかげで、ブラックフート族は特に過酷な冬に生き延びることができたのです。富と裕福を意味するので、そしてその後ずっと、アンモナイトは一般的に「バッファローの石」として呼ばれてきました。

 


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